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2004.10.25
まぼろしの遊び(1)
一時的に爆発的に流行って消えてしまう遊び、というのがある。
すごく流行ったんだけど。
私が小学3年生くらいのときだったと思うけれど、「さけぶた」という遊びが流行った。
お酒のフタをおはじきのようにして遊ぶのだ。
まだ一升瓶のフタがコルクだったころのことだ。
おはじきのようにし、取った酒ぶたは自分のものになる。
主に男の子がやっていたが、いわゆる「おてんば」(今は死語ですね)な女の子もやっていて、私は強かった。インスタントコーヒーの空き瓶に酒ぶたをぎっしり入れて学校に行った。
この酒ぶたを得るためには、ご近所の酒屋さんに頼んでとっておいてもらったり、自分の家の酒瓶が空になるのを待ったりしていたが、酒屋さんの敷地に積んである空の酒瓶から勝手に拝借することもあり、見つかると「こらぁ!何してる!アブネェだろ!」と叱られたりもした。
もらった酒ぶたはまずきれいに洗い、刃物でコルクを切り取る。
切り取った面を、更にきれいに削り、蝋燭の蝋を擦り付け、すべりを良くする。
希に、現在のようなプラスチックの酒ぶたがあり(フタの上の部分は皆金属だが。)そういうのに出会うと、やはり切り取って切り口をキレイにするまでは一緒だが、そのあとが違う。本来ならコルクが詰まっているところが、プラスチックの方は空洞なので、蝋燭に火を点け、その空洞に溶かした蝋を流し込むのだ。それが冷えて固まると、やはり刃物で整え、滑りをよくするわけだが、このフタは強い。蝋を詰めているので、コルクより重みがあるから。
そんな理由で、プラスチックのを見つけると燃えた(笑)。
それともうひとつ、珍しい銘柄の酒のフタを見つけると、やっぱり燃えた(笑)。
デザインは「剣菱」のが一番好きだった。シンプルでカッコイイと思っていた。
その遊びが、学校で禁止され、学校外でも次第に下火になっていった。
先生は、取ったり取られたりというのがいけない、とかなんとか、言っていたように思う。
今の子は刃物を使う機会が少ない。
家の子どもが籍を置いている中学では、持ち物検査をして、カッター等持っていると没収だそうだ。
近頃の子どもたちは手先が不器用な感じがするが、責められるべきは子どもではないだろうと思う。
時代が違うといってしまえばそれまでなのだが・・・・・
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2004 10 25 [日記・コラム・つぶやき, 育児] | 固定リンク
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